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本当に知るということ

2010/09/29
旅が好きであちこち旅行をしていますが、最近旅に1つのテーマが加わりました。
それは「とりあえず、本物を観てみよう、聴いてみよう、触れてみよう」です。

インターネットのおかげで外に出なくても、欲しい物、欲しい情報が
すぐに手に入るようになりました。
観たいものもネットで探せば観られますし、行きたい場所を空から観ることだってできます。
便利で簡単なのでこればかりに頼りがち。もうない生活は考えられません。

でも、ある時ふと思いました。以前と比べて得られる情報は格段に多くなったけれど、
それはあくまでもヴァーチャルなものであって、実物を観たわけでも触れたわけでもない。
ネットで得られた情報だけですっかり知っているつもりなっているけれど、
実は何も知らないのではないかと。

そこで、最低でも一年に一度は「本物を観る」をテーマに旅に出かけるようになりました。
本物といっても大げさなものではありません。
よく知っているけれど実際に観たことがないものであれば何でもOK。

とりあえず、一昨年はパンダを観に和歌山へ(パンダ、観たことがなかったのです;;;)、
昨年は、子供のころ教科書などで見てずっと気になっていた石舞台を観に
奈良県の明日香村へ行きました。
旅ではないけれど、近所で狂言の舞台があると聞けば、
「そういえば生で観たことがない」と出かけ、
つい最近は「国体」の自転車レースを観戦に行きました。
「コクタイ、コクタイ」って子供の頃からよく知っている言葉だけれど、
実際に大会を観たことは一度もなかったのです。

実物を観たからといっていつも大きな感動があるとは限りません。
画像で見た方がずっと良く見える場合もあります。自己満足と言われればそれまでなのですが、
何もかもヴァーチャルで済ませてしまうのはやっぱり何か違う…ような気がするのです。
実物を観ることを意識することによって、実は自分が何も知らない事にあらためて気が付く、
だから知ろうとする。この一連の心の動きが大切なのかもしれません。
旅に出るにはよい季節、次は何を観にどこに行こうかと、ワクワクしながら考えています。

(M.H)
17:16 その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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