09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

DON’T STOP WALKING

2013/10/17
標識

もうあれから2カ月経ちますが、
この夏私は、3年越し最後のスペイン巡礼の旅に出ていました。

思い返せば、スタートは、2011年…
震災ショックをどこかで感じながら、
何か「祈り」の意味も込めて、私は旅をスタートさせました。
しかし、夏休みの時間も限られたこともあり、
時にバスを使ったりしながら、
1日平均すると20km前後の歩みでした。

そして、2年目の2012年…
巡礼に慣れて、他の巡礼者の動きも見えてくると、
足の肉刺の水を抜きながら、
また、サポータのない状態では足を引きずる状態でも、
30km以上歩く巡礼者たちが何人もいることに気づきました。
他の巡礼者のように歩いてみようと、
旅の途中で計画は変更され、
1日平均25km前後の歩みとなりました。

さて、3年目の2013年…
今回は1日平均35km前後、
初めからとにかく歩くことを計画して臨みました。

40km歩いた日もありました。
それもこれまでだったら、
「道もつまらないし見所もないし…」と、
バス便がないか探していたと思われるような、
その半分以上がアスファルトの国道沿いを、10時間かけて。
炎天下をただただ歩きながら、
何か変化を求めてもなにも起こらなかったり、
ただそのまま過ごすしかない1日って、
こんな感じなのかもしれないなぁ…
そして、そんな1日のことを、
普段は気にも留めないけれども、
この1日がなければ、やはり次へは繋がらないんだなぁと思いました。
効率や楽しみを放棄して、
なんでもない道をひたすら歩いたらからこそ感じ取れたことでした。
私の足にも肉刺が出来ました。

そして、ついにゴールである聖サンティアゴ教会に到着しました。
巡礼者のためのミサでは、
予定ではないはずのバタフメイロの儀式も行われ、
最後の最後まで道に受け入れられ祝福されたことに、
感動しました。

さて、最終日サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着する少し前の道で、
おそらく巡礼者が落書きをし、
DON'T STOP WALKING となっていた道路標識が目に飛び込んできました。
私はそこから、
「巡礼を終えても、まだまだ人生の道は続く!歩み続けよ!」
という強いメッセージ感じとったことを今でも時折思い出します。

カウンセラーの仕事をしていて、
ひとりびとりが、
それぞれ自分らしく生きていくことに親しみや勇気を感じられる、
そんなお手伝いが出来るようにと、
常々意識しています。

長い長い道を歩く中では、
いろんな道、いろんな出会いがあり、いろんな歩き方が出来ました。
それを全て受け入れる、「道;CAMINO」のような人なりたいと思いました。

私の道はまだまだ続きます。

同じように、みなさんの道も続きますね。

Buen CAMINO!!

(HK)
10:00 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
 | HOME |